【第12話】死後事務委任契約1
今回のテーマは『死後事務委任契約』です。
死後事務委任契約とは、本人(委任者)が亡くなった後、第三者が葬儀や埋葬、役所関係の諸手続きについて行うための契約です。
任意後見契約は、本人の判断能力が低下した場合に備えて、あらかじめ契約で事務内容を決めておき、本人が亡くなるまでの間、受任者が代わりに行います。
では、本人が亡くなったあとのことは、誰がどのような権限を持って行うのでしょうか?
相続人や包括受遺者が存在しない場合、どうなるのでしょうか??
そんなことを、一緒に考えていきましょう。