遺言とは、最後の意思表示。
相続とは、遺産の承継手続。
少し乱暴な表現ですが、このようにシンプルに考えると、少しはわかりやすいかなと思います。
人が亡くなると、必ず『相続』が発生します。
相続人は法律で決められており、法定された順序に従って、プラスもマイナスも全ての遺産を、相続人が引き継ぐことになります。
もし、自分が死んだあとの遺産を、法律とは異なる順序で引き継がせたい!!
と考えるのであれば、元気なうちに『遺言』を遺しておく必要があります。
それとは逆に、亡くなった方の遺産を、法律とは異なる形で分けたい!!
と考えるのであれば、相続人全員による『遺産分割協議』を行う必要があります。
ひと口に『遺言』や『相続』と言っても、その人、それぞれのケースによって大きく異なります。
まずは、自分や自分たちが本当はどうしたいのかを『知る』、そこから始めてみてはいかがでしょうか。
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